～ラック室の省スペース化に対応し、業界標準化を目指す「CHFシリーズ」を開発～

カナレ電気株式会社は、近年高まる省スペースニーズに対応するため、独自のハーフラックサイズを企画・設計し、新製品群「CHFシリーズ」として展開を開始いたしました。

近年、放送・映像・音響業界では、ラック室や機械室のスペース確保が課題となっているほか、レクチャー卓やスイッチャー卓に組み込まれる機器の小型化が進んでいます。これに伴い、19インチパネルの約半分の幅となる「ハーフラックサイズ」のパネルへの需要が急速に高まっております。当社でもこれまで、特注対応としてハーフラックサイズの製品をご提供してまいりましたが、国際的な統一規格や業界標準が存在しないことから、設置や組み合わせの自由度に制限がありました。 このような背景を踏まえ、当社では独自のハーフラックサイズ「CHFシリーズ」を開発。一定の寸法基準に基づき、接続パネルや中継ボックスなど複数の製品をラインナップすることで、ユーザーが機器構成を柔軟かつ効率的に設計できる環境を提供します。

「CHFシリーズ」は、既存の19インチEIA規格との親和性を保ちつつ、限られたスペースでの導入が求められるシーンに最適です。当社は今後、「19インチサイズ＝EIA規格」「ハーフラックサイズ＝CHFシリーズ」という認識の定着を目指し、パネル製品全体のラインナップ拡充および売上拡大を図ってまいります。

【CHFシリーズ 概要】

名称：

CHF（Canare HalF Rack Size）シリーズ

主な製品群：

光カメラコネクタ盤、12G-SDI対応パネル、音声・映像中継用パッチパネル　など

対象市場：

放送局、制作プロダクション、教育機関、企業内AVシステム　ほか

製品ページ：

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