4心スピーカケーブル(マルチ)
形状 型名 実質
導体
断面積
販売
単位
外径 質量 線心
総数
ユニット構成 電気特性
導体断面積
(AWG)
導体構成
より
ピッチ
ユニット
外径
導体抵抗 線間容量
心線 心-心
mm2 m mm kg
/100m
mm2 (AWG)
本/mm
mm mm Ω/100m pF/m
シースカラー / 
S410-4P 2.0 10

500
(※)
15.0 26 16 1.0 (18)
127/0.10(OFC)
50 5.1 1.9 165
絶縁体:ポリエチレン  シース:PVC  耐電圧:AC500V/1分間 異常なし (※) 10m単位
上記以外の販売単位についてはお問合わせください。
S410-4P
回線間のクロストークが少なく、業務用マルチウェイスピーカに最適です。
クロストーク特性
導体には無酸素銅(OFC, JIS-H3510)を採用しています。
誘電率の低いポリエチレンを絶縁体に採用し、優れた周波数特性を確保しています。
4心構造により放射ノイズを低減します。
構造図
接続方法は例えば2本(赤・赤)をプラス、他の2本(白・白)をマイナスとします。
磁界比較

TECHNICAL MEMO

放射ノイズを防止する4心構造

スピーカケーブルは比較的高レベルの信号を伝送するため、マイクケーブルなど微弱信号回線への電波妨害が問題となります。カナレではこの問題を解決するため、スピーカケーブルに4心構造を採用しました。4心の効果は「図1」のように、4本の心線を中心より等距離に配することによって、磁界を互いに打ち消し合わせる点にあります。そのため2心の場合(図2)に比べて磁界の距離による減衰効果が大幅に向上。スピーカケーブルからの放射ノイズを低くおさえることが可能となりました。

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