- 概要
- 関連事項
光分配器
型名 | 光分岐数(分岐比) | 最大挿入損失/ポート |
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FDM-2 | 2 (50:50) | 5.0dB |
FDM-4 | 4 (25:25:25:25) | 8.5dB |
製品特長
- 電源不要の光分岐器。光変換したHD-SDI信号を、簡単かつローコストに分岐できます。
- 使い勝手のよい2タイプ、2分岐 および 4分岐 をラインアップしました。
- 最大挿入損失は、2分岐: 5.0dB / ポート、4分岐: 8.5dB / ポートと高性能です。
FDM-2 / FDM-4 ブロック図
FDM-2 | FDM-4 | |
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対応波長 | 1261~1611nm | |
適合光ファイバ | シングルモード | |
光コネクタ | SC型 | |
使用スロット数 | 3スロット | 4スロット |
外形寸法 | 54(W) × 43.4(H) × 82(D) mm | 72(W) × 43.4(H) × 82(D) mm |
質量 | 約83g | 約110g |
※ 外形寸法に突起物は含みません。
- ※ 電源ユニットに搭載せず、単体でも使用できます。
- ※ ポートごとに分岐比を設定したタイプも対応可能です。詳しくはお問い合せください。
- ※ CLASS1のレーザを使用しており安全ですが、目や皮膚へ直接当てることはお避けください。
Technical Memo
リクロッカ
リクロッカはSDI信号などの、クロック成分が重畳されたシリアルデータ信号から、クロック成分を抽出します。そのクロックによりデータ列を再整列させるため、Re - Clocker(再-同期タイミングをとるもの)といいます。この処理により、ジッタが取り除かれたデータ波形を再生することが可能です。
ジッタ
信号波形の時間的な揺らぎをジッタといいます。SDI信号のように、シリアルデータ信号では、信号基準クロックの揺らぎ、同軸ケーブル接続や装置接続で発生する反射、 直流・高域成分のロス、装置自体あるいは外部からのノイズの影響等によりジッタが発生します。このジッタにより、受信側では最悪の場合データ再生でエラーが発生し、 SDI信号では画面上にノイズとなって現れたり、信号伝送ができなくなります。
アイパターン
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a)ジッタ = 93psの波形
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b)ジッタ = 210psの波形
ジッタ規定値(SMPTE規程)
HD-SDI | ≦135ps |
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12G-SDI | ≦25.3ps |